2024年6月30日日曜日

妖魔兵団戦略室長グェルゲドニュウスの異世界転移(案)

「この赤黒妖怪ジジイ、今度こそは退治してやる!」


目の前には血気盛んな猿どもが、吾輩を取り囲んでいた。


剣を構えたリーダー、魔法の杖をこちらに向ける仲間A、

錫杖を掲げる仲間B、そして、牛乳瓶の底のような眼鏡を掛けたC。


報告には聞いていた人類解放軍最強戦力。


それぞれ、直接会ったのは2度3度……名前は全く思い出せなかった。

それもそのはず、吾輩は本来、このような戦いの矢面になど立つことは無かったはずだった。


圧倒的な戦力、戦略。

伝説の武器や防具をも砕く、信頼の断罪。

数々の疑心暗鬼を告げる謀略。

それらを机上で組み立て立案するのが、

本来の吾輩の仕事であったのだが……


吾輩の僅かな計算ミスを、予想外の気合と人情などで突き、

妖魔兵団の中枢まで、攻め入られたのには度肝を抜かれた……


このことが妖魔兵団の長、四魔将軍がひとり、妖魔将軍ヒメラギ様の逆鱗に触れてしまった。

烈火の如き怒りを前に、吾輩のキャリアは吹っ飛ぶ。


……長い付き合いだ……多少の兵は貸してやる。


お主の全力で人類解放軍をここで止めよ、と……。


恩義には報いなけらばならぬ、吾輩とて、四魔将軍の5人目の妖魔とまで噂された

妖魔兵団の戦略室、その室長である! が、勢いを増す解放軍は、姑息な吾輩の手では抑えることはできなかった。


退路はすでになく、自慢の吹き矢技も圧し折られ、錫杖を抱える娘の光り輝く法術に吹き飛ばされる。


弱者らしく、無様に……命乞いをした……隙を作れ……生き残れ……


口の中に含んだ人心を惑わせる毒針……最後の切り札で、猿どもの同士討ちを……


「やれやれ、煮ても焼いても食えない奴は居るもんだ」


厚底眼鏡の眼鏡が輝き、眼鏡から放たれた光球を背中に受けた。


報告に聞いていた威力を遥かに超えて……猿どもは短い寿命の中、とてつもなく成長するのだ。


骨は砕け、毒針を吐き出すこともできず、赤黒い肌の矮小な妖魔の命は断たれたはずだった……。


だが、事態は、そうはならなかった。


妖魔兵団戦略室室長だったグェルゲドニュウス。

その背中への一撃の瞬間、姿を消したのである……。



気が付いた時は、見知らぬ香りが鼻を覆った。


うつ伏せになった顔をやや上げる、見知らぬ場所だ。


体はボロボロ、左足はまるで動かない。だが生きてはいるし口は動くようだ。


床は石でできているようだ。


自身(130cmしかない)の5倍程度の大きさで描かれた何やら円型の複雑な式の書かれた魔法陣の上に倒れている。


視線の先には二つの足があった。


「転移は巧くできたみたい……でも……」


顔面蒼白の娘だった、独りそのようなことをいい、蒼褪めた顔をこちらに向けた。


藁で編まれた帽子、白くふわりとした見たことのない服装の娘が吾輩を見下ろしていた。


……あの凶悪な猿どもとは、明らかに違う優し気な雰囲気が感じられる。


「……そこの娘、吾輩は、妖魔兵団戦略室長、グェルゲドニュウスと言う……ここは何処であるか?」


「恩恵なのかな?……見た目すごぉく、怪物っぽいけど襲ってこないし、言葉は通じるみたい」


「……吾輩の姿や妖魔兵団の名を聞いて恐れぬとは、大した娘だな……くっ……」


娘が細い棒ようなモノを吾輩の前で振る、優しい音色と共に動かなかった左足の痛みが引く。


傷が癒えた?!……見たこともない不思議な……音による治癒?


どのような原理であろうか……法術とも魔法とも違う、強力な違和感。


傷は癒えたが、今度は何かに重しを付けられたように体が動かない。


どうやら目の前の娘のもつ細い棒は魔法の杖なのか、そこから強力な圧を感じた。


吾輩は妖魔兵団の構える城内の只中にいたはずであり、このような場所には覚えが無い。


そして、自身が敷いていた魔法陣……そんな馬鹿な……あるいは、夢か……


これは死ぬ間際に見る幻想なのか?


「夢でも幻でもないんです。あなたをここへお呼びしたのは、私、シェルテです」


やはり、転移魔法か?! そのような言葉が漏れる。


吾輩たちも研究はしていたが、まともに完成しなかった代物である。


だとすれば、猿どもの拠点……ここは人類解放軍の本拠地なのか?


何にしても妙な話である。吾輩を殺しに来た奴ら猿どもが吾輩をそもそも救うはずがない。


先ほどの会話から、妖魔兵団の事も知らないと言うのも、おかしい。


何処ぞかの辺境で新型の転移魔法の実験で吾輩が来ちゃったとかなのか?


「……シュルテとやらよ、吾輩のような素性の解らぬ者を転移させ、治療を施し、そなたに一体、どんな利があるというのだ……」


少女は被った藁で編まれた帽子のつばで表情を隠し、


「……気を確かに聞いてくださいね、多分、あなたはものすごぉく、大きな勘違いをしてる」


「どういう意味であるか?」


「ここは、あなたがいた『世界』ではないんです」



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2022年7月10日日曜日

ド素人アマグラミング学習【3日目】


新しいパソコンに、VScodeをインストールしたのだが問題が発生。

バージョンアップかなんかで、初期の設定が変わったのか、
.htmlファイルを作っていざHTML言語を打った際に、
自動で打ち間違えを補完するEmmet機能がまったく動いていない。

設定→検索窓にemmetと打つ、Tab機能を復帰させる。

もう一つは、日本語のHTMLマスターになるためには、
初期の設定だと言語設定タグが『<html lang="en">』と、
必ず自動で記入されてしまう、これを『<html lang="ja">』に変更したい。

そのためには、設定ファイルの『setteng.json』を弄らんといかんらしい。
いきなりハードルが高い、ファミリーベーシックVar2.1Aも解らんのやぞ!
ロープレジェネレーターはちょっと解るけども、深い設定部分は解らん!

ので、色々サイトを見たが、肝心の何処にどの命令をどのようにぶち込んだらいいのか?
というのが初心者向けに一切、書かれておらぬのである。

解るだろう、と普通の人は思うだろうが、キチガイには具体的に何処なんだよ!
といまいち、解ってないのである。そして、
すでに書いてある命令の下に、その命令を書き込むと、
赤文字でエラーで、上書き保存もできず、書き換えできなかったのである。
エラーを解読するような脳細胞は今はまだない。{}に何か問題が?

真ぁ、毎回、enをjaに書き換えればいいんだけども……前途多難である。

その後、色々抜けていたことが判明して、今解決した。

《解決編》
{
    "files.autoSave": "afterDelay",
    "emmet.triggerExpansionOnTab": true,
    "json.schemas": [


   
    ], ← ここのコンマが抜けてました……これは・・・どいひ~
    "emmet.variables": {
        "lang": "ja"
      },
}

《初回の大間違い編》
{
    "files.autoSave": "afterDelay",
    "emmet.triggerExpansionOnTab": true,
    "json.schemas": [


   
    ]
}

    "emmet.variables": { ← 最後だからと言って、実直に最後に追加した大馬鹿者の例
        "lang": "ja"
      }



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2022年7月9日土曜日

ド素人アマグラミング学習【2日目】

アレから数週間、熱帯雨林の様な日々の中、死事をしたり、牢動に固まり、
走れメロス症候群を発症させてしまったので、何一つも進んでおりません。
アマグラミング勉強は僅か1日目で止まってしまっておりました。

というわけで、ビジュアルスタジオコード(略して、VSC)
をインストールして日本語化を進める所まで何とか数週間ぶりに進みました。

進んだ? インストールするのに2週間ぐらい空いとるやんけ!

明日は選挙最終日なので、一律給付金がこれからでるのか、
消費税19%になるのか、そういう選挙がついに締め切られます。

ヤツガレの未来のためにも一律給付金毎月60万円おかわりされる国に、
なって欲しい、日本銀行券を全力で刷って、国民に大還元祭をする。
そういう平和でヌッポッポした国になって欲しかったのに、銃撃辻斬り事件。

アマグラミングとかそんな段ではないかもしれませんが、
ヤツガレも日本銀行券が果てしなくないので、孤独死の銃弾に倒れそうです。

一律給付金毎月60万円おかわりを貰うまでは、この危険な国でやるしかありません。

生き延びましょう!


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2022年6月28日火曜日

ド素人アマグラミング学習【1日目】

パソコンを買い直したので、色々再インストールやパスワード調査に時間が掛かり、
長い間止まっていたプログラミングの学習を再開することにしようと思っていたのですが……

余りに日本の政治が下手糞過ぎたので、走れメロス症候群を発症し、
一律給付金毎月60万円おかわり病も併発し、正気を失っていました。

そんなわけで結局、半年以上もご無沙汰しております。

本日よりプログラミングの勉強を再開するべく、本やサイトを読み直し始めましたので、
走れメロス症候群の発症も治まると思います。一律給付金毎月60万円おかわり!

ということで、軽めの学習から再開していきます。

1ヵ月くらいで、ある程度サイト関連をいじれるくらいにはなれるように、
を目標に行動を起こしていけたらいいのぅ、と思っています。



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2021年11月23日火曜日

Bloggerだとブログ村に新着記事をPing送信できない件について

 ブログは数十年、呪詛を書き連ねてきたが、文章を打つ、以外の使い方は全然解っていない。
 ブログ村へ新着記事が反映されてないし、何が問題なのかさっぱり分からない。
 RSSというのがもう本当に分からないので、更新したら更新される何か、くらいにしか知らないのであり、それをブログ村が何らかの力で読み取り、新着記事として表示する、ということは分かる。
 しかし、ブログ村はヤツガレのBloggerの新着記事を読み取らない。
 そんな機能がそもそもBloggerについてないとは何事か……世界のGoogleよ!
 何故だ! 何故なんだー! と思って終わってそのまま放置していた。
 ping送信とは何者だ……分からぬ、さっぱり分からぬぞきさまー!
 ということで、今回も放置しました。終了です。
 公式にうまく動作してません、みたいなことを書けばいいらしいがめんどい。

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2021年2月21日日曜日

ファイアーエムブレムヒーローズを4年振りに起動してみた。

リフ様マラソンから4年――。 
月日は流れきり、iPhoneSE(2016)も2代目、
すでにその2代目の指紋認証も死滅し、バッテリーは82%に低下していた。

日本銀行券で結局救われることはなく、
緊急事態宣言の中・赤貧のまま自身の緊急事態宣言は発令するも、
日本銀行券だけで救われることはありませんでした。

相変わらず、スカンピンキングでございます。

4年前、リフ様マラソン(僧侶リフ様がでるまでリセット)
も実は星が4つしか無かったけど、御本尊が拝めたので、
そこで満足してゲーム自体はプレイしなかったのです。

スマホゲームは通知が多いからゲームに集中できない。

ゲーム中に現実的な通知が出ると興醒める。

だが、ヤツガレはゲエムをするとすべてを忘れて前のめりにのめり込み、
その他のこと(食事すら)を一切しなくなる狂人なので、
全部、空気が抜けたくらいにしないと駄目だったので、
逆に現実的な通知が出ることによって、適度なプレイが保たれるのではないか?

そのように思い立ち、焔が燃え上がり、4年越しのプレイに至ったのです!

再プレイしてみたけどもやっぱり、初心者ガイドがうまく読み解けない。
スマホゲームは新システムを追加すると全体がとっ散らかってきます。
どのゲームもそうなんだけども何かスッキリしないというか画面が手で隠れる。
小さい情報端末だとタップしにくい、どうにかしてくれ。
重要な局面で画面上に、死事どうなってますか? と通知がでて気になる。
通知を消す方法あんだろうけども、設定がわからんねぇんだよ糞が!

とか、何か文句ばっかり言ってのめり込んでいき、飯を食い忘れました。

現在、第2部の序盤戦まで一気に進め、現時点の感想として、
杖を使うキャラ全般のレベルが糞上がらないことです。

しかもレベルの差があると経験値が1つ減るのです。

リフ様(星4つ)がなかなか、Lv.40(カンスト)しません!

39まで上げた、あと少しなんじゃ! と言った感じです。

まだ攻略サイト的なものは見てませんので、
味方がダメージを受けたのを回復していくというやり方がいいのでしょうか?

だが、何か突如、無限に回復できそうな状態になっても回数制限ないかしら。
何回か回復したら経験値の入手が止まったような……どうしろと……。

あと現在、ネタバレになるのかならないのか分かりませんが、
第5部まででているので、ストーリーがいつまで立っても終わりませんし、
1部ごとに1レベルくらいの低いLv.に戻る仕様っぽいので、
第1部クリア時に上がりきっていたメンバーで行って経験値が下がりました。

フィヨリムだったかフェヨリムだったか、よく分かりませんが、
第2部はそこら辺とスペシャルマップの一番下で入手した
した踊り子の人(名前は忘れた)と、リフ様(星2つ)とリフ様(星1つ)を育ててみます。

終わりませんねぇ、終わりません。

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2019年6月16日日曜日

新・暗黒竜と無音のリフ【第一章】

ファイアーエムブレム
新・暗黒竜と無音のリフ

≪リンク集≫
★ファイアーエムブレム新・暗黒竜と光の剣(公式)
★ファイアーエムブレムワールド

【主な内容】
★僧侶リフ様を第4章から剣士に兵種変更して楽しむだけのお話です。
【警鐘】
これから購入・プレイを考えている人は、
これから下方、および『続きを読む』以降は
内容のネタバレになりますのでご注意ください

















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妖魔兵団戦略室長グェルゲドニュウスの異世界転移(案)

「この赤黒妖怪ジジイ、今度こそは退治してやる!」 目の前には血気盛んな猿どもが、吾輩を取り囲んでいた。 剣を構えたリーダー、魔法の杖をこちらに向ける仲間A、 錫杖を掲げる仲間B、そして、牛乳瓶の底のような眼鏡を掛けたC。 報告には聞いていた人類解放軍最強戦力。 それぞれ、直接会っ...